塗り壁、レッドシダーの味わいのある素材をシンプルに活用した外壁と、切妻屋根が特徴の佇まい。
内部の造作材にはあえて、構造材でもある針葉樹合板を多用しながらも、荒い印象になり過ぎず、洗練された印象も残した内観イメージを創り出した。
豊平区西岡で着工する「段違いの家」
着工に先駆けて地盤調査が入りました。「スゥエーデン式サウンディング試験」という試験方法です。この長~いパイプを打ち込むことによって地盤の強さを調査します。
その様子は・・・地味です。
調査が終わると、調査結果のグラフが送られてきます。
写真はその一部抜粋です。非常に頑強な地盤との結果が出ました!
この調査結果が出る瞬間のちょっとした緊張感は「新築あるある」です。
安心したところで、いよいよ着工に向けて現場が動き始めます。
晴天に恵まれた中、地鎮祭が執り行われました。
土地の神様にあいさつする儀式です。
段違いの家はロケーションも段違い。遠くの山々を眺めながらの贅沢な地鎮祭でした。
青空の下、土地の四隅を清める神主さん。奥に見えるのは藻岩山です。
夏も終わりに差し掛かり、きっと今年もあっという間に山が色づき始めますね。
工事の安全と施主様ご一家の発展を願いつつ、無事に地鎮祭が終了しました。
西岡で着工した段違いの家。
掘削が開始しました。あまりの青空に思わず景色に目が行ってしまいます。
高低差のない敷地なので、掘削作業は一日で終わる予定。明日から早速鉄筋工事となります。
段違いの家の基礎工事は天候にも恵まれ、順調に進んでいます。
予定していた工程通りに現場が動くと、やっぱりが気持ちいいものです。
夜になると肌寒い時期がやってきました。夕方見に来た現場にも、どこか秋の雰囲気が漂っていました。
台風17号は温帯低気圧に変わりましたが、今日は一日中雨でした。強風に備え現場を巡回しましたが、心配なさそうです。
先日の台風では、千葉県で甚大な被害が出てしまっていますね。停電のニュースで昨年の胆振東部地震を思い出さない人はいなかったのではないでしょうか。
一年が経って防災グッズを揃えたものの、置き場所に困ってしまったり。
この段違いの家は、家の中からも外からも出入りできる広い物置が設計されています。
日用品だけでなく、いつ必要になるかわからない物もしっかり収納できるスペースの確保はこれからの課題になっていくかもしれませんね。
西岡の段違いの家では大工工事が始まりました。
今日は1階の柱と梁まで進めます。月曜日は朝から2階の床を敷くので、今日のうちに下地まで終わらせます。
きれいな格子に組まれた2階の床下地。ここに24mmの厚合板を敷いていきます。写真の真ん中に積んであるのがそれです。
エイトワークスの床はネダレスという工法。従来の床根太を組む工法に比べると強度や気密施工精度が「段違い」な工法です。
柱に下げ振りという糸を下げ、柱がまっすぐ立っているかを確認する棟梁。このミリ単位の仕事が、エイトワークスの数々の名作を作ってきています。
建物全体の形がわかるようになるのは来週です。この「段違いの家」はアシンメトリーな三角屋根の外観。全体像が楽しみです。
豊平区西岡にて段違いの家が上棟しました。
現場のすぐ横には公園があり、そちらから撮ってみました。
三角屋根の家は日本家屋らしく三角屋根のてっぺん「棟(むね)」があるので、上棟という表現がしっくりきます。
まさに棟が上がった瞬間。
高所作業もなんのそので動き回る大工さんには毎度頭が下がります。
玄関ドアが入りました!
でも今回の主役は、ドア横の大きな窓です。
この窓だけで一体何キロあるのか・・・とにかく重さが規格外。もちろんその分断熱性能が高いということなので仕方ないのですが。
現場の前に荷降ろしされたら、そこからは取り付ける場所まで人力で4人がかりの移動。全員ゼェゼェ言っていると思いきや、やっぱり大工さんはケロッとしたものでした。
今日は筋交いと呼ばれる、壁の強さを高めるための斜材を設置していました。棟梁はそのための間柱を加工中。
なかなか秋らしい秋が来ない今年ですが、日が落ちるのはすっかり早くなりました。
夕方も5時を過ぎると外は夜ですね。
現場の職人さんたちは、基本的には6時まで。ついこの間まで照明を点けることなく一日の仕事を終えていましたが・・・この季節、投光器が現場の風物詩です。
山が色づき、短い紅葉の季節がやってきました。
現場の横の公園ではモミジがすっかり紅くなっていたので、上棟したときと近いアングルでワンショット。
足場にネットがかかっているので外観はよく見えませんが、秋晴れと紅葉のコントラストが映えています。
現場の方では外壁の塗り壁施工が始まっています。
今日は段差や隙間を埋める下地づくりです。
慣れた手付きでコテを操る職人さん。みるみるベースサイディングが見えなくなっていきます。
このところ寒いなぁと思っていたら、ついに雪が降りましたね!
そんな中、段違いの家は足場の撤去が完了して外観がお目見えしました。グレーの塗り壁と切妻屋根の組み合わせが、引き締まった雰囲気と柔らかい印象をバランス良く見せています。
看板やゴミカゴも早くなくしたい・・・
内部のリビング。壁に均等に並んだのは、このリビングの顔となる壁を組むための格子です。
天井になる中二階の床板はまだ張られていないため、梁が影を落としています。
左手奥の一段上がったところは小上がりになります。リビングに面していながら、少しクローズな空間は読書なんかに最適な場所になりそうです。
外壁のレッドシダーも張り終わり、全体の外観が出来上がりました!
表情豊かなレッドシダーの効果的な使い方は、エイトワークスの真骨頂とも言えます。
玄関ポーチの天井にもレッドシダーを貼ります。
一枚一枚表情が違うので、
「俺なんかセンスないんだからあんまり見ねぇでけれ!」と言いつつも自然とランダムになるように貼っていく大工さん。いやいやとっても素敵に貼れてます(笑)。
中の方も大工工事が終盤です。大工さんの完了予定は今月いっぱい。もうひと頑張りです。
豊平区西岡の段違いの家も大工工事が最終日となりました。
床が1段下がったリビングに差し込む自然光が夕方になっても家の中を明るく照らしています。
ほぼ仕事が終わった棟梁が最後に作っているのは、残った材料を利用したスツール兼収納。
大小全部で4つ作ってくれました。
出来上がったものをクリア塗装。お家の雰囲気に合っていて、いろいろな用途が浮かんできますね。
内装のクロス工事が順調に進んでいます。
天井が高いところは上下で二人がかりで作業しています。
白いクロスを貼っていくと、どんどん家の中が明るくなります。
段違いの家は大きく分けると2色の壁紙を使い分けます。ベースとなる部分はホワイト、アクセントとして一部にグレーをチョイス。
カラ松合板を現しで見せる壁と、モノトーンの壁の相乗効果に期待大です。
やはり12月はあっという間に過ぎ去りますね。
先月末から始まった段違いの家の仕上げ工事も終盤です。
今日はたくさんの業者さんが出入りしていました。
電気・暖房・建具業者等々・・・。
それぞれの業者さんが各自の道具を床に広げているので、かなりの混雑です。
ダイニングからリビングを向いたアングル。吹抜けと中二階のおかげで視線の動きも生まれ、広がりが感じられます。
二階では手摺を取り付けしています。予定通りに壁と柱の間に納まり、職人さんニコニコです。
壁に造り付けたのはテレビ台。今回は初の試みで、天板と両側の板を鉄板で作成してみました。
引き出しの扉が付けば、スッキリして引き締まった仕上がりになりそうです。
年明けにはオープンハウスが控えています。見どころたくさんの「段違いの家」
ぜひとも直接見学してもらいたい一棟です。