敷地の奥に拡がる河川と山並みの風景。
札幌西区の琴似発寒川沿いに位置するこの敷地は、両隣が3階建ての建物に近接するものの、河川側の風景が魅力的なため、それを最大限に活かす事を第一に検討しました。
またお施主様がシンプルな間取りを好んでいたこともあり、アイランドキッチンから見渡せる一体的なLDKのある総二階建ての住居棟と、アプローチと併設したカーポートのある平屋部分を合わせた形状となっています。
外壁にはグレーの塗り壁とアクセントとして木目の濃淡が豊かなレッドシダーを採用。
ダイニングと風景との中間領域には「ヌック」とも呼ばれる「小ぢんまりとした居心地のいい空間」も視線を向けるポイントとなっています。
西区西野で新たな物件が着工しました。
敷地の裏には琴似発寒川が流れる、ロケーション抜群の贅沢な立地です。
敷地の裏から直接行ける河川敷の遊歩道。春には桜も咲くそうです。
肝心のかわそばの家は、もちろんこのロケーションを生かした設計になっています。窓からの景色も楽しみです。
河川敷側からのアングル。今日は気温が高く日差しも強かったですが、心地よく風が抜けていました。
基礎工事が完了し、大工さん待ちの状態です。
手前は駐車スペースになっています。
暑い日が続いていますが、大工工事は初冬までかかる予定です。
裏手の木々も今は鬱蒼としていますが、大工工事中は紅葉の写真なんかも撮れるかもしれません。
西区西野で新築工事中の物件でも大工工事が始まりました!
お盆が明けて秋が近づくと、日が落ちる時間も早くなって西日が眩しいですよね。
でもまだまだ気温は夏。大工さんもシャツを着替えながら仕事しています。
まだ1階部分だけが建った状態ですが、下屋部分も含めると結構な大きさに見えます。
いつもは敷地の入口に立てている工事看板は、少しでも作業スペースを確保するために今回は足場に設置しました。とはいえちょうどいい場所がなくてかなり上の方になってしまいましたが・・・
裏手の河川の方からのアングル。
明日もクレーンが入って建て方です。
西区西野で上棟したかわそばの家の玄関ポーチはアプローチに奥行き感があり、外部と内部の緩衝エリアの様になっています。
玄関から外に出るわずかな間の一呼吸。少しだけ気持ちの切り替えができるかもしれません。
曇天だったこともあり、今日は4時を過ぎた時点で大工さんが投光機を点灯させていました。残暑が続いていますが、陽の落ちる早さはやっぱり秋の気配を感じさせます。
板金屋さんの屋根ふきが完了しました。
写真は雨樋を付けているところです。
屋根の上に降った雨の処理方法は大きく分けて2種類。家の外に流すか、家の中に排水管を通して流すか。
エイトワークスでは前者を採用しています。両者にそれぞれメリットがありますが、内部に配管を通す作りは複雑になり、すが漏れや雨漏れのリスクが高まってしまいがち。
雨仕舞を考慮したときには、やはりシンプル・イズ・ベストです。
今回は久しぶりの木製サッシ登場です。
重さが100KGを超えるサッシですが、機械で吊り下げれるのは家の前まで。ここからは棟梁と一緒に人海戦術で取り付ける場所まで運ばなければなりませんでした。
大小ある内の小さい方でも2.6m×1.4mの大物。「フ・・・ファァァア~ッッ!」と気合を入れて持ち上げたら、「いやそこまでしなくても」と棟梁に笑われてしまいました。
二本の木製サッシの取り付け前後。こうして写真で見ると何のことはないですが、取り付け終わるまでに体力と知恵とを総動員しています。
悔やまれるのは必死過ぎて途中経過の写真を撮ることを失念してしまったこと。。。
ですが、傷つけることもなく無事に収まったことが何よりの成果です。
壁の外張り断熱が完了し、更にタイベックシルバーで全体が覆われました。
タイベックシルバーは透湿防水シートにアルミを練り込んだもので、外気と断熱材の間にアルミの膜を挟むことで冷気を遮蔽し、断熱材の性能を更に引き出す効果があります。
普通のタイベックとタイベックシルバーを真冬に羽織ってみると、その遮熱性の違いが体感できるほど。
ビシっと張られたタイベックシルバー。
「タイベックは現場の顔ですから」と豪語する棟梁は言葉通りキレイに張ってくれます。
窓まわりの防水処理の様子。
雨水侵入の原因となりやすい窓との取り合い部分は特に入念に、でもシンプルに。
何十年経っても家族を守ってくれる家造りは、こういう見えないところの技術に支えられています。
外部の天井の一部に木毛セメント板を張りました。
木毛セメント板とは木のチップをセメントで圧縮成形して固めた板で、身近なところだと体育館の天井に張られていたりします。
そう伝えると、「あぁわかる!」と言ってもらえることが多いですね。
本来は関東大震災のときの復興用の資材として輸入されたのが始まりですが、強度や遮音性、意匠性、コストパフォーマンスなどから今でも使われることの多い材料。
エイトワークスでも最近だと書斎のある家のカースペースの壁に使ったばかりです。
今回は天井に使用しましたが、内装にも使える木毛セメント板は有効に使えば意匠性も引き締まる、使い勝手の良い材料の一つです。
長かった残暑も落ち着き、現場裏の河川敷では落葉が始まっていました。
季節の移り変わりを肌で感じられる好立地のかわそばの家。
この季節を彩っているのは銀杏の木。鮮やかな黄色が目を楽しませてくれます。
とはいえ紅葉が楽しめる期間はとても短いですよね。あっという間に冬が来そうな雰囲気が木々の間から見える空に漂っていました。
外壁の塗り壁工事が始まりました。
今日は下地のサイディングの継ぎ目をフラットにする下地処理作業。
窓廻りは塗り壁の材料が付着しないように養生をしっかりと。
南面には塗り壁にならない壁面があります。そこに張るのは、
エイトワークスおなじみのウェスタンレッドシダーの外壁。今回は着色するためレッドシダー独自の色にはなりませんが、グレーの塗り壁との対比が楽しみです。
札幌の市街地にも初雪が降りました。
現場の前では棟梁が作った小さな雪だるまと紅葉の葉っぱがお出迎え。
忙しいなかでちょっと笑顔になる一コマでした。
現場の中にはストーブも登場しました。
壁の断熱材も入ったので、ストーブを点けるとすぐに現場内が暖まります。
LDKは天井下地の格子が組まれ、これからフローリング張りが始まります。
一階のフローリング施工。樹種は北海道産のナラです。
奥の小上がりに置かれたフローリング。天井に何やら札が下がっているので見てみたら、
フローリングの長さが一目でわかるように寸法が書いてありました。
無垢フローリングはサイズがバラバラで、長いものから短いものまで色々あります。
これをランダムに、なおかつ全体的に均等に減っていくようにチョイスしなから張っていくのは大工さんのセンス次第。
ちょっと手伝ってみたんですが、「うーん、まだまだですね笑」と直されてしまいました。
ようやく足場がなくなり、外観の全景が現れました。
足場がある間は気づきませんでしたが、両隣が三階建のため普段より小さく見えます。
東西からの採光は望めないため、南面からの採光計画となっています。
春になれば、この構図で桜の花ごしのかわそばの家が撮れるはず。
色々と楽しみな現場の一つです。
大工工事の完了目前。窓から見える景色もすっかり雪化粧となりました。
リビングの一角に設けられた小上がりは「ヌック」と呼ばれるスペース。
読書したり寝転んで日向ぼっこしたり、あるいはちょっとした在宅ワークに使ったりと、様々な用途に使えるお一人様用のスペースです。
リビングからダイニング方向を見た内観。広々とした大空間です。
2階の廊下の様子。奥行きのある廊下なので、陰影の変化を楽しめます。
玄関の中はウェスタンレッドシダーを張っています。
コーナーに張ったレッドシダーはつながって見える様に、棟梁が一枚から切り出して張った力作。
凝った仕事が大好きな棟梁なので、毎度仕上がりの良さに感動させられてしまいます。
外部もウェスタンレッドシダーの外装工事が進んでいます。これが終われば外部もほとんど完了です。
仕上がりまであと一歩。オープンハウスに向けてあとひと頑張りです。
かわそばの家
清掃も無事終わり竣工となりました。
大空間のLDKに併設した小上りのヌックが、図らずもこの時代に沿った「おこもりスペース」になっています。
建築計画時点では、まだそれほど定着していなかった「おこもりスペース」というワードですが、今後はより優先的に使われていくことになりそうです。
造作のテレビ台は標準のサイズより薄くすっきりとしています。
テレビ自体が多機能になっている昨今、外付けのデッキなどは数年前からあまり重要視しない人も増えてきました。テレビ台の収納力も最低限でOKとなっていくかもしれませんね。
外壁はグレーの塗り壁とウェスタンレッドシダーの組み合わせ。柱や梁はブラックに塗装しています。
表情の強めなレッドシダーには無彩色が好相性。いつの時代でも古びることない組み合わせの一つです。
夏に始まったかわそばの家も、お施主様と二人三脚で想像以上に素敵な仕上がりとすることができました。
春までオープンハウスでお借りできることになっているので、たくさんの方に体感してもらいたい住まいです。