

豊平区で新規に着工した物件は、エイトワークスで人気の「段違いの家シリーズ」です。
雪解けが終わりきっていない時期での着工のため、掘った土もかなりドロドロ。
現場内がぐちゃぐちゃになってしまうので、すべて搬出してしまいます。
砕石で床を作り、転圧完了の状態です。この上に鉄筋が組み上がります。

第三者機関による鉄筋検査が無事に合格したので、ベースコンクリートの打設を行いました。
基礎工事のコンクリート打設は、基本的に3回。今回はその1回目です。
2回目は立ち上がり部分、3回目は土間コンクリート。
コンクリートミキサー車で届いた生コンを、ポンプ車で打ち込んでいきます。

大型連休を前に、基礎工事が完了しました。
基礎工事の最終工程は、土間コンクリートの打設です。
薄曇りで涼しく、ベストなコンディションで打設することができました。
裏手に設けるテラスはコンクリート仕上げ。硬化するまでの間、左官屋さんが何度もコテで均してくれます。
明日からは4連休。連休が明けると、すぐに大工工事が始まります。

大工さんの建て方作業が始まっています。
うまく敷地内にクレーン車を入れられたので、電線をかわして作業できています。
二階の梁まで架かった状態。遠くに見えるのは、羊ヶ丘展望台や森林総合研究所の森です。
クレーンに一度待機してもらって、金物の取付け。
大工さんたちにテキパキと指示出しする棟梁・・・に見えますが、「昼~」と昼休みの号令をかけている棟梁です。

上棟を終えた段違いの家Ⅳは、外張り断熱や下地組み作業の真っ最中。
大工さんの作業する音が住宅街に響いています。
壁に貼る合板置き場は作業台を兼ねています。
工事が進むと見えなくなる、屋根の裏側も、まだよく見えています。
しばらく雨の予報もなく、着々と工事は進んでいきます。

今日は大工さんの樹脂サッシ取付作業の応援に行ってきました。
前日に各取り付け場所に配っておいた樹脂サッシを、外で待つ大工さんたちに屋内から手渡しする役回り。
なかなか重いので、手伝いが一人いるだけでスピードが断然違う作業です。今日も意気揚々と現場に向かいました。
が、到着すると見たことのない屈強な職人たちがサッシを持ち上げている姿が目に飛び込んできました。
どうやら今日の夕方に来る予定だったガラス屋さんが、早めに来ちゃったから手伝ってくれていたとのこと。
あっ、仕事とられてる。
屈強な男たちに大工さんを盗られた気がするせいか、心なしか大工さんたちの表情もいつもより明るく見えてしまうから不思議です。もちろん気のせいなんですが。
あっという間にすべてのサッシが取り付けられ、午前中にはガラス屋さんも窓ガラスを収めて完了しました。
「早めに来ちゃったのに対応してくれてありがとうございました!」と、礼儀正しく挨拶し、颯爽と帰っていく職人さんたち。
色々と人として負けた気持ちになった朝でした。

壁の断熱工事が終わり、これから天井下地組です。
天井の下地となる天井野縁を加工する棟梁。
大工道具といえば、ノコやカンナが最初にイメージとして出てきますが、曲尺(さしがね)も古くから伝わる大工道具の一つです。この直角に折れた定規一つで、正五角形だって描けてしまうのだからまさに匠の技の結晶。シンプルな道具の奥に、時代を超えて受け継がれる知の深さを感じます。

連日の真夏日が続く中、内装の石膏ボード張り作業が進む段違いの家Ⅳ。
現場にはスポットクーラーが登場しました。少しでも快適な現場環境を作ることで、大工さんの作業効率と体調管理を図っています。
2階の石膏ボード作業はほとんど終わり、枠の造作が進んでいます。
外では塗り壁の下塗り作業。暑い中での作業に感謝です。

段違いの家Ⅳ 1階からスキップフロアへ上がる階段が完成しました。段違いの家シリーズは、
・1階から一段下がったピットリビング
・メインとなる1階
・スキップフロアの中二階
・寝室や子供部屋のある2階
の4層構造を基本としています。今日出来上がったのは一階と中二階を繋ぐ階段です。
中二階に上がると、そこから二階へ上がるための階段の造作中。
ここの階段は仕上材を45度にカットして踏み面、正面、左右側面4方向の「留め」を作る加工作業があるため大工さん大苦戦。
納得するまで何度もやり直してくれていました。
1階では棟梁が洗面化粧台の造作中。というか仕上がる直前で、天板載せ作業をお手伝い。
一人で持てないほどではないものの、無理しちゃいけない気がする絶妙な重さの天板。二人だとスムーズに載せることができました。
二階の寝室の一角には書斎が設けてあり、その間仕切りには格子を採用しています。
均等に立てられた格子は既製品ではなく、大工さんの造作です。

今日はキッチンの組立てです。
普段あまり見ることのないキッチンの組立作業。一つ一つの箱を組み合わせ、最後に天板を載せます。
先日の洗面化粧台に続き、今回も天板載せをお手伝い。
人大カウンターは持つ場所によっては強度が弱いのでデリケートに扱います。
落ち着いたグレーの天板。すぐに養生してしまうので、見られるのはこの一瞬だけ。
キッチンからホールへつながる出入り口はアーチの下り壁としています。
外部の玄関前には道南杉の下見板を張っています。
塗装で仕上げ済みの材料なので、電動工具は使わずに釘一本一本を丁寧に手打ちしています。

外壁の塗り壁仕上げ最終日です。
連日続く猛暑の中、職人さんが汗を流しながらコテで仕上げてくれています。
仕上げ作業は広い面積を短時間で仕上げなければならないので、人数を集めて一気に。
外部の作業はこれで終了。足場解体の段取りができる様になったのでもうすぐ外観のお披露目です。
現場の中には棟梁が丸くくり抜いた合板が立てかけられています。一体何に使うのかというと・・・
ヌックのR天井の骨組みでした。
ここまでくると大工工事ももう完了間際。
今月中には木完予定です。

本日、大工工事の完了です。
ほとんどの道具や材料が片付き、リビングの吹抜けには足場もかかりました。
カーペットになる床はモルタルで下地づくりが完了しています。
収納たっぷりなパントリーと下駄箱。エイトワークスはどちらも造作です。
中二階から吹抜け方向を見た構図。横長の窓の向こうは書斎スペースです。
窓から差し込んだ陽光が書斎の格子に差し、陰影を演出しています。塗装仕上げ後、どんな表情になるのか楽しみです。
足場の解体が終わり、全景が現れた外観です。エイトワークスの数ある塗り壁と羽目板の組み合わせの中でも、初めて採用する色となっています。
グレーの中に若干の緑色が入っている塗り壁と、赤みを抑えたオレンジのラーチ色で塗装した羽目板。仕上がってみると非常に好相性なので、今後も登場する機会がありそうです。

少しだけ暑さが落ち着いたものの、転じて湿度が高い今日の札幌市。
現場はクロス工事のパテ処理が終わったところです。
石膏ボードのジョイントや、ボードビスの頭をパテで埋めて平滑にすることでクロス下地を作ります。
このパテを節約しすぎると仕上がりに影響するので、パテの塗り具合を見れば気を使ってくれる職人さんかを判断するバロメーターの一つになります。工事写真としては地味ですが、とても大切な工程です。
パテ処理が終わるといよいよクロス張り。
基本的にクロス張り作業は天井先行。あらかじめクロスの裏に糊を塗布しているので、壁を先に仕上げてしまうと糊が壁にべったり付着してしまうためです。
クロス張りは一人で行うことが多いですが、今回のように勾配天井や足元の不安定な足場の時は、効率と安全面を考慮して二人がかりの作業もよく見かける光景です。

リビングの壁の塗装作業です。テクスチャ感のある仕上がりになる、オーストラリア製の塗料を採用しています。
ベース塗料の乾燥硬化を待って、仕上げ塗料を塗布していく職人さん。専用のコテ刷毛でランダムに表情をつけていきます。
あまり時間をかけないよう、素早く塗り終える必要がある仕上げ工程なので、10分ほどで全体の塗装が終わりました。
これから乾燥すると、濃淡が出て味わいが出てきます。