

エイトワークスとしては初めての江別市の物件が始まりました。
まだ日中は暑いですが、夕方からは涼しくなりつつありますね。
職人さんもいつも着ている空調服を着ていませんでした。
どちらかと言うと粘土質な江別市の土。
雨天での掘削だった場合靴がドロドロになるので、今日は晴れて良かったです。
根掘り底に敷かれた砕石は転圧されて強固な地盤となります。

江別の家の基礎工事は型枠の組み立てです。
現場の工程は悪天候で延びることもなく予定通り進んでいますが、一昨日の夜間に降った雨が溜まり深堀りしたところがプール状態。
職人さんが水中ポンプを取りに作業場に車を走らせてくれました。
ほとんど組み上がった型枠を、今日は単管で固めていく作業です。
金曜日は天気が荒れるかもしれないとの予報なので、その前にコンクリートの打設ができればちょうどいい養生条件となりそうです。

急に秋が訪れ、山々が紅葉を始めてきました。
そんな中で江別の家は車庫スペースの土間コンクリートを残して、基礎が完成しています。
週明けに土間コンクリートの打設が入り、大工さんを待つことになります。
日が落ちるのもすっかり早くなりましたが、本格的な冬の前に基礎が完了して一段落です。

昨晩降った雪がうっすらと江別市内を覆う中、江別の家の大工工事が始まりました。
大工初日は土台敷き。腐食に強いヒノキ集成材です。
事前に墨出ししたラインに合わせ、通りよく並べていきます。
夕方5時過ぎ、土台敷き作業が完了しました。明日からクレーン車が来ての建方作業です。

建方が終わり建物の軸組が組み上がりました。
降った雪も一旦溶けてくれ、順調に作業が進みました。
四時前なのに、既に薄暮となった現場の上には月が昇っていました。奥の森は鉄道の防風林です。
秋は空気がきれいで、足場の上からはプレミストドーム越しに藻岩山や札幌岳の稜線が望めました。
足場の手すりにかけられた脚立。なんだかこんな感じでダラけた猫の画像見たことあるな・・・と思った江別の一コマでした。

窓の取り付けと外回りの合板が終わり、現場は1階の床合板を敷く段取り中です。
エイトワークスの床下は、なるべくギリギリまで合板を敷かず乾燥させるようにしています。
コンクリートの基礎と土台の取り合いは発泡ウレタンで断熱補強。本来の目的は断熱ですが、気密性の向上や虫の侵入の予防も期待できます。
2階の作業はしばらくないので、大工さんの道具も置いてなくスッキリと片付いています。
この静寂すらただよってきそうな写真ですが、実際は現場内で会話も成り立たないほど大きな音が響き続けています。
大きな音の原因は板金屋さんの屋根葺き作業中。4人がかりで屋根の上でハンマーを振るので現場の中はハンマーの音が響き渡ります。

壁の断熱材が充填されました。
ドイツ・クナウフ社のアースウールという断熱材です。
断熱材が入ると現場内のヒーターの熱も逃げにくく、現場作業もはかどります。

今年も残すところあと半月。現場内ではフローリングの敷き込み作業を行っています。
江別の家で採用しているフローリングはバーチ材。和名はカバ。
冬季の施工はフローリングが乾燥して痩せ気味なので、夏の湿気が多い季節の膨張に対応できる様、あえて紙一枚分の隙間を空けて敷き込んでいます。

内装の下地となる石膏ボードが搬入されました。
総枚数は250枚以上。そのうち140枚ほどを2階に上げるんですが、ここで登場するのが荷揚げ屋さん。重い石膏ボードも2枚まとめてハイペースで上げちゃいます。
淡々と荷揚げし、息を乱すこともなく去っていく荷揚げ屋さん。筋力と持久力と技術力を兼ね備えたスーパーマンです。かっこいいけど自分には真似できないと思わされる仕事ナンバーワンかもしれません。

室内の石膏ボード貼りが進み、家の広さがわかるようになってきました。
リビングの壁の一部には配線を通すための空間を設けています。テレビを壁掛けできる様に下地もバッチリ入れてます。
そんな中、現場で使うストーブが動かなくなってしまい今日は修理に来てもらいました。
2016年から使っている10年選手。ガタがきて当然の年数です。
サクサクっと解体し、あっさり原因を突き止める業者さん。バーナーと基盤交換して完全復活しました。

階段の造作が終わり、二階との行き来がしやすくなりました。
今回は踏み板と3本の柱が絡むので、棟梁も普段の3倍くらいの時間を階段の造作に使っていました。
キッチンが収まる壁には不燃材のキッチンパネルが張られ、レンジフードも取り付けられました。
外部はサイディングが完了しています。足場はまだしばらく解体しないので、全景はもう少しあとになってからのお披露目です。

大工工事終了直前、最後の追い込みです。
階段の側面に貼ったスリットパネル。近年エイトワークスで人気の意匠性を持つ建材です。
取り付け前のテレビ台を採寸する建具屋さん。
外観のアクセント部分の木外装も施工完了しています。手前のスリットは、屋久島地杉を細く割って塗装したもの。
木目を潰さない浸透タイプの塗装なので、スリット一本一本の表情を活かした仕上がりになっています。

内装のクロス工事が始まっています。
クロスは基本的に天井が先行施工です。
少しずつ仕上がっていく室内。建物の完成が近づいて来ました。

清掃前の最終工程となる、モールテックス工事です。
モールテックスは表面硬度の高い輸入左官材料。床や壁だけでなく、水回りや家具にも使える素材です。
今回はヌックの壁・天井やカウンターに採用しました。
Rの天井と、奥の壁どちらもモールテックスです。奥の壁はテクスチャを変えてアクセントとしています。

9月に着工した江別の家。ほぼ半年の工期を経て、竣工を迎えました。
外観はミストアイボリーをベースとした中に、グレーに塗装した羽目板とルーバーを取り入れたファサードとなっています。断熱材が見えている基礎部分は春が来たら左官仕上げとなります。
玄関収納は樺のスリットパネルを使った造作。カウンターの天板はモールテックス仕上げです。
トイレの前の手洗いコーナー。壁の水かかり部分には100角タイルを目地ずらしで張っています。
お施主様が用意した吊り下げミラーとも好相性でした。
ヌックにオーダーソファーも収まり、空間が完成。ソファーの奥の壁と天井、横のカウンターもモールテックス仕上げです。
キッチンのアイランドカウンターの側面には江別レンガ張り。床のフローリングは壁のスリットと同じ樹種の樺(バーチ)です。
外壁面に向けて設置したキッチンの窓からは、防風林を望むことができます。
キッチンと一体に見えるL字の収納スペースですが、キッチンに合わせて造作しています。
床を一段下げたリビングはタイルカーペット敷きの床暖房。あえて窓際をタイル張りとすることで、家具や観葉植物を置いても床に跡が残らないスペースも設けています。
エイトワークスとしては初めての施工エリアだった江別市。
新しい地域では現場に足を運んでいるうちに美味しい飲食店のストックが増えるのが楽しみだったりするのですが、竣工すると足が遠のくのが寂しくもあります。
まだ雪が残る中でのお引渡しなので外構や左官工事が春に控えていますが、無事にお施主様に満足いただける家が完成しました。