吹き抜けを利用したボルダリングの壁を設けたり、オーダーキッチンなど家事や育児がが楽しくなる工夫を施した暮らし方を提案しました。
2018年7月。 最高気温25℃と晴天に恵まれたこの日、札幌市北区のあいの里での新築住宅着工前に地鎮祭を執り行いました。
当社では珍しい、札幌市北区での新築住宅の工事現場です。
地鎮祭とは建物の着工に先立って、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式のことです。
最近では地鎮祭を行わない方もいらっしゃいますが、一生に何度も体験できるものではありませんので、都合の合う方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
なかなか無い体験なので、いい思い出にもなると思います。
今回は杭工事を行う現場をキャッチ。
写真は記念すべき1本目を入れるところです。
杭は住宅が完成するともちろん全く見えませんが、
大切な住宅を支えるための、まさに”縁の下の力持ち”的な存在です。
地中の工事ですから見た目には地味ではありますが、実際にはとてもな工程です。
ちなみに、杭打ちが必要かどうかや、杭打ちをする場合の長さなどは地盤調査を行い判断します。
地盤が固い地域であれば杭が全く打つ必要が無い場合もあります。
逆に、地盤が固い傾向の地域でも元々家があった場所などは地盤を一度掘り返した経緯がある為に、
杭打ちが必要になるケースもあります。
現在、新築工事をする場合には必ず行う工事となります。
この日は基礎の配筋工事が行われていました。
コンクリートを流し込む前に、強度を確保するために鉄筋の骨組みを組みます。
住宅が完成してからでは絶対に見ることのできない光景なので、
この段階で鉄筋の検査を毎回行っています。
こちらは、土間下断熱を敷き込んでいる様子です。
エイトワークスでは基礎部分の断熱にも重要視して施工をしています。
まずは基礎の外側を断熱材でぐるっと囲う基礎断熱工法。
さらには、これから打設する土間コンクリートの下にも断熱材があります。
冬には雪も多く厳しい寒さとなる札幌では足元からの冷えも感じやすく、
床下空間も室内と同じように断熱空間とすることで足元の冷えというのは解消されるため、
土間下断熱は欠かせませんね。
札幌市北区あいの里の現場では、すでに大工工事に入っています。
この日の木工事は柱や梁の組み立てから上棟も終え、屋根の下地材までが完成していました。
天候にも恵まれ、気持ちの良い一日で大工さんの仕事もどんどんはかどります。
住宅の骨組みもできるといよいよ「家」の形が現れて、感慨深いものがありますね。
こちらはコンクリートと土台との隙間を発泡系の断熱材で埋めているところです。
同じく屋外側には防水と気密を兼ねてコーキング処理をしています。
床を敷いて見えなくなってしまう前に毎回行う作業です。
外装の下地が完了しました。
なんと今回初採用の「EIGHT DESIGN」のロゴを印字した
オリジナルの透湿防水シートを使用させていただきました。
しかも、素材はタイベックシルバーという
遮熱性・保温性にも優れたシートを採用しています。
今後はこちらのシートが標準採用となります。
本日の写真は天井下地を下から見上げた一枚です。
規則正しく組まれた格子状の下地は隠れて見えなくなってしまうのは残念ですが、
天井材が落ちてしまわないように、決められたピッチでこの下地に留めていきます。
ちなみに、この一角にはお子さんが遊ぶためのボルダリング用の壁が出来上がります。
札幌市北区あいの里の新築現場は大工工事が一段落し、きれいに清掃されました。
このアングルはダイニングからキッチンとリビングを眺めている写真です。間取りの広さと、吹抜が開放感を高めていますね。
キッチンはまだレンジフードが付いただけの状態ですが、もう少しすると造作のオーダーキッチンが付きます。施主様が悩みに悩んだ世界に一つだけのキッチン。設置が楽しみですね!
ダイニングキッチンの壁にはお施主様のご要望もあってモールテックスを採用しています。
下塗りの作業が終わり、今日は作業三日目となる仕上げ塗りの日でした。
塗り終えたら一晩おいて硬化させ、明日は磨きの作業で素材に表情を付け、ワックスがけで完成です。
モスグリーンの優しい風合いが、茶系の木部と合いそうです。
ボルダリング壁にホールドをセット。
当初からお施主様の希望で室内にボルダリング壁は予定していたのですが、内部美装も終わりこの段階で取付を行いました。
実は未経験のお子様向けの為、用意してもらったホールドの中で出来る限り簡単な配置になるように取付をしています。
実際にボルダリングをする時は、床に落ちてしまうとケガをしてしまうので、下にマットを敷くことが必要になります。
1日限りのオープンハウス(現地公開)を終了いたしました。
今回ご協力くださいましたオーナー様と、雪道の中お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。
吹抜けも含めれば47坪程にもなる大きな家でしたので、見ごたえのある空間だったかと思います。
↑ボルダリング壁も完成し、リビングから階段越しに見たアングル写真をアップしておきます。
今回は外壁の他に、リビング天井にもレッドシダーを無塗装のまま使っています。
無塗装の方がレッドシダーの色のコントラストがはっきりと出ないので、柔らかい印象のままになります。
キッチンはインパクトさんによるオーダーキッチンです。
黒に見えますが、チャコールグレーのような色合いで作ってもらい、デザインも美しい仕上がりとなりました。
本日は札幌市北区で新築住宅の完成引渡しでした。
各業者さんにも来てもらい、機器類の取り扱い説明を合わせて行いました。
また、お使いのテレビをリビングの壁に取り付ける作業もあったので、なんだかんだとお話をしながらで、お昼過ぎから夜8時頃までかかってしまいました。
これからここに家具や家電の生活用品が入り、新しい暮らしが始まっていくと思うと、出会ってからお引渡しまでほぼ1年という月日が長かったようで短かった気もしますが、寂しい気持ちとほっとしたという気持ちが入り混じります。
本当に良いお付き合いをしてくれたお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。
最後の写真となりましたが、玄関ホールから見たボルダリング壁、初めての緑色のモールテックスの壁面、フルフラットの大きなオーダーキッチン、そしてお子様のアンパンマン号がちらりと映る一枚です。
完成写真はいつも撮っていただいているカメラマンの佐々木さんとお施主様がご友人という事もあり、引っ越しが完了し落ち着いたころに撮影をする予定です。
撮影後はWorksに施工事例として沢山の写真を掲載します。
もうしばらくお待ち下さい。