大きな箱は居住空間を総二階建てにまとめ、小さな箱は非断熱空間の物置小屋とした。
比較的コンパクトな空間にLDK+小上りの和室を設けている為、浴室などの水回りは寝室などもある
2階とすることでバランスの良い箱型の家となった。
真駒内の常盤公園にほど近い場所で、hacoieが着工しました。
このあたりは傾斜地がほとんどなので、基礎も深基礎が多くなります。
エイトワークスは傾斜地の工事は得意ワザ。
短かった夏も終わり、これからは職人さんたちも仕事しやすい気候になってきます。
本日は検査機関による鉄筋の検査が行われました。
結果は当然の一発合格。明日はベースコンクリートを打設します。
先日の台風で一気に秋が近づくのかと思いきや、また夏が戻ってきたような暑さですね。
今日は基礎工事の立上り部分コンクリート打設を行いました。
水族館のチンアナゴの様に立ち並んでいるのはアンカーボルト。基礎と木土台をつなぐためのボルトです。
そして家の記憶の常連になりつつあるこの職人さん。最近は現場で写真を撮っていると、
「真面目な顔で仕事してるとこ撮ってよ~」とカメラの前に来て作業を始める様になってきました(笑)
わざわざアピールしなくてもちゃんと見てるから大丈夫だから!今日もダンディな笑顔が素敵です(笑)
基礎工事が完了し、静かに大工さんを待つhacoieです。
最近は日が落ちるのも早くなり、運転していると西日が眩しく感じるようになりました。
去年の今頃は雨が多く、何度も虹が出ていた記憶がありますが今年はそれほどでもないですね。
hacoieの大工さんは来週から。また現場に賑やかさが戻ってきます。
真駒内で新築中の注文住宅・hacoieの建て方が始まりました。
今日は大工2日目。風も強くなく、仕事にはちょうどいい気候かと思いきや夏に戻ったかの様な日差しの強さでした。
建て方のときの大工さんは2人体制。クレーンを無線で指示しながら、サクサクと作業が進みます。
エイトワークスは木造軸組工法の中でも、ピン工法と呼ばれる施工精度の高さと強度に定評のある工法を採用しています。
西日を受けて燦然と輝くhacoieとクレーン車。真駒内の中でも特に静かな住宅街に大工さんが釘を打つ小気味良い音が響いていました。
棟梁が新調したヘルメットにエイトワークスのステッカーを貼ってくれました。
モスグリーンに黒の文字がさり気なく、主張しすぎない感じでオシャレ・・・!
現場の方はサッシの取付が完了し、棟梁は外の下地作業中。
エイトワークスでは湿気をできるだけ逃がすため、1階の床は上棟してからもしばらく張りません。ちょっと作業的に不便ではありますが、北海道でもシロアリの被害が報告され始めている昨今。湿気対策は怠れません。
二階の室内間仕切りが立てられ、部屋のイメージが少し湧きやすくなりました。
天井の格子や間仕切りが規則正しく並んでいるのを見ると、ついつい写真に収めたくなってしまうのはちょっとした職業病かもしれません(笑)
リビングには小型ではありますが大工さんの暖房が登場していました。
昨年ほどではないとは言え、今年も初雪が遅れそうですが、寒さは例年通りの感じがします。
いつも以上に体調管理に気を使う季節が近づいて来ましたね。
近年の木造住宅では、柱や梁の継ぎ手等は工場でプレカットされたものを使うのが主流です。
施工精度やスピードの向上など、メリットしかなさそうな気がしますが、時代とともに大工さんの手刻み技術が失われつつあるという側面も持っています。
伝統芸能の様に国が保護してくれるわけではないので、親方が弟子に引き継がなければそこで途絶えてしまいやすい技術です。
しかし!hacoieの大工さんはまだ若いのに技術の研鑽に余念がない棟梁です。休憩時間の合間に継ぎ手を作ってみたりしちゃいます。
しかもスマホでyou tubeを見ながら作っちゃうあたり、ある意味伝統技術のIoT??
オス側とメス側それぞれ加工したものを・・・
スススス・・・
ハイッ!
気持ちがいいくらいピタっと収まりました。
効率やスピードが求められる現代ですが、人の手によるこういった技術は失われずに受け継がれていくことを願ってやまない今日このごろです。
真駒内のhacoieでは階段の造作が始まりました。
奥に見えるのは1帖分の踊り場です。
hacoieの階段は、オープン階段にせずその下を収納として活用するプランになっています。
オープン階段ではないとは言え、階段もなるべくスッキリと見せたいところです。エイトワークスではこの場合、親板と呼ばれる両袖の板を見せない様に階段を組んでいます。
まだ仕上がっていないので分かりづらいですが、足を乗せる踏み板以外は木部が見えないような造りです。
細部も極力ミニマルに。エイトワークスのちょっとしたこだわりです。
大工工事も終盤に近づいてきました。
リビングからキッチン方向→和室方向と写してみました。キッチンがまだ設置されていないので、ただの大空間ですが・・・
棟梁は2階で作業中。一人で現場を進めてくれているので、1階には誰もいないこともしばしばです。
年末の天気予報は雪が降りそうですね。
本格的な降雪の前に、棟梁が外に出て外壁のレッドシダーを張っていました。
今回は外壁の種類は3種類。モノトーンの外壁に対して自然素材のレッドシダーが映えていますね!
全体が張り上がりました。足場の撤去は年明け。大工さんの工事も無事終わり、来年からは予定通り塗装工事のスタートになります。
真駒内で工事が進んでいるhacoie。
塗装工事が完了しました。こちらはキッチンからリビング方向を眺めた景色。梁は黒く見えますが、かなり濃い目の茶色です。
右手奥が小上がりの和室。4.5帖ですが、押し入れを吊り収納としているため床の広がりがあり、実際よりも広く感じる効果を得られています。
和室は四角い埋め込み照明をひし形に配置するため、先に天井開口されています。和室とはいえ、少し遊び心のある空間に仕上がりそうです。
リビング側からダイニング・キッチン方向を見るとこんな雰囲気です。
キッチンの腰壁は、普段あまりやらない仕上がりになる予定ですが、それはもう少し先のお話・・・
真駒内のhacoieでは内装工事の一部として、キッチン腰壁の仕上げ工事が入りました。
採用したのはセメントの素材を成形した無垢の建築素材 KMEWのSOLIDO[ソリド]。
外壁にも使用している材料です。
今回は進行状況を写真多めでお伝えします。
現場で施工してくれているのはタイル職人のSさん。dj hondaのニットキャップをかぶっていますが、本職はタイル職人です。
壁に塗ったボンドにコーナー側から30cm×60cmの板を圧着していきます。
時々手を休めて全体を確認するdj・・・ではなくタイル職人のSさん。
ボンドは次に貼る部分だけ少しずつ段階的に塗ります・・・。
・・・と思ったら一気に行くんですね~。
カットせずに貼れる部分は、あっという間に貼り上がっていきました。完成目前。
最上段はピタッと収めるために、コンマ〇〇ミリの調整が必要です。
収めたあとはゴムハンマーで叩き、ボンドにしっかりと密着させながら段差をなくしていきます。
完成しました!一枚一枚表情が違うので、世界に1つだけの壁です。自然素材なので、経年で少しずつ変化していくとのこと。10年後にはどうなっているかも楽しみですね。
今年は雪が少ない札幌市内ですが、真駒内の常盤に近いこちらの現場は更に少雪です。東区から通っている職人さんも驚いていました。
ゲレンデや雪まつりの準備は大変でしょうが、現場の管理という立場からは大助かりです。ありがとうおてんとさま・・・
hacoieの現場進捗状況は内装のクロス工事中です。
昨今の壁紙は、実に多くの種類があります。恐らく何千・何万種類。しかしその中で、建主さんが気に入って尚且つプロ目線で見てメンテナンス性やデザインもすべて満足する壁紙となると本当に一握りしか提案できません。
基本となるのはやはり白をベースとした壁紙。家の中を明るく見せるために全体を白い内装にし、アクセントとして色の入った壁紙を部分的に使用したりしなかったりが一般的です。
明るさと言えば、窓の取り付け高さも部屋の明るさを決める重要な要素になります。
こちらは洗面脱衣室のサッシ。脱衣室という用途の特性上、あまり大きい窓が付かない部屋です。
こちらの場合は窓上の下がり壁をなくし、天井付けにしました。
そうすることで窓から入る陽光が天井に当たって柔らかく部屋を照らす効果があります。
もちろん各部屋の用途や外観・防犯性などのバランスを考慮して窓の位置は配置されますが、窓の天井付けは設計技法の一つとして使われています。
夏に着工した真駒内のhacoieが竣工し、お引渡しを待つのみとなりました。
今日は引渡直前のチェックと清掃に。中も外もきれいになったので色々写真も撮ってきました。
造作の玄関収納。天板以外はすべてブラックに塗装しました。天袋の下にあるオープンな棚はお施主様の帽子入れです。ライフスタイルに合わせて収納をアレンジできるのが造作の良いところですね。
ホールから中に入るとダイニングの横にでます。SOLIDの腰壁と、濃い色のパネルヒーターが素材感と存在感を出しています。
今までも何度も撮ったこのアングル、リビングからキッチン方向・・・好きなんですこの構図。
今回はコンセント・スイッチ関係をブラックのプレートにしています。
hacoieは浴室とユーティリティが二階にあります。タオル掛けタイプのパネルヒーターもブラックをチョイスしています。
こちらの引き戸は外物置の入り口です。エイトワークスと言えばレッドシダーと言っても過言でないくらい多用されている素材です。やはり既製品には出せない良さがあります。
物置の中はOSB合板が見えていて男心をくすぐる雰囲気になりました。裸電球がまた無骨でちょっぴりレトロな感じですね。
玄関ドアと物置が向かい合うポーチはトンネルっぽくなっています。
立春が過ぎたとは言え、まだまだ外は暗くなるのが早いです。人感センサーが反応して照明が点灯したので一枚収めました。
建物周りの雪の量が、2月とは思えない少なさでした。雪まつり泣かせのドカ雪も、真駒内ではかなり少ない量で済みました。
また少しだけ気温が下がりそうですが、ここ2日間は春の気配を感じさせる陽気でしたね。
自然豊かな真駒内という土地に建つhacoie。
お施主様ご家族が四季を感じながら快適に暮らしてもらえることを願ってやみません。