新規に始まったデッキテラスのある家
地盤改良の杭工事からスタートです。杭の本数は77本ですが、一箇所につき3本継ぎで入れるので用意する杭の本数は231本!エイトワークス史上最多の本数です。
今回はH形のコンクリート杭を採用しています。少し地面より頭を出した位置で一本目の杭を止め、横にある鉄製の赤い筒でジョイントします。
杭打ち機の繊細なテクニックと、サポートの職人さんの連携でスムーズに作業が進んでいます。
基礎の鉄筋組作業。ボリュームがあるため3日間を予定していましたが、職人さんの頑張りにより2日で終わりそうです。
庭を囲む形で作る塀の鉄筋。道路や近隣の視線を気にしなくて済む充分な高さがあります。
鉄筋は一本一本、鉄線で緊結しています。
コンクリート工事の第一弾、ベースコンクリートの打設でした。
暑すぎず寒くもなく、天気は良好です。
コンクリートミキサー車で運ばれてきたコンクリートを、ポンプ車で型枠内に圧送します。
打設作業の時間がちょうど小学校の下校時間だったので、誘導していると小学生の男の子が元気に挨拶してくれました。
「こんばんわ!がんばってください!」
「はいこんばんわ!ありがとうね!」
昼なのにこんばんわという小学生ジョークに上手に返せなかったのが悔やまれます・・・
基礎の立ち上がり部分、布コンの打設作業でした。
予報は曇りでしたがしっかりと晴れ、みんな汗を流しながらの工事となりました。
住戸の基礎と同時に、塀の立ち上がりも一緒に打設。
住戸部分よりも、むしろこちらの塀の方が作業的に断然大変です。
高さがあるため、深い部分には生コンを流し込んだ後にかける振動棒も届かないので型枠の外側からハンマーでとにかく叩いて叩いて振動を与えます。
世の中AIとかIoTとかすごい勢いで進化していますが、現場は超アナログ人海戦術。この塀の作業のために職人もいつもの倍の人数で来てくれています。
基礎工事が完了し、お盆明けの大工工事を待っているデッキテラスのある家。
並列2台分のカーポートスペースが存在感を出しています。
お盆直前に台風が発生しています。天候が崩れる前に基礎が完成し、落ち着いてお盆休み入れそうです。
今週から大工工事が始まったデッキテラスのある家。本日上棟となりました。
台風の影響か少し風がありましたが、現場への影響はなく順調に進みました。
屋根の一番上の「棟木」。これがかかると上棟です。
デッキテラスのある家の建て方作業を行ったのは棟梁を含めて3人の大工さん。一番右が棟梁です。
上棟後は屋根の上の合板敷。勾配屋根の水平剛性を高めるための作業です。
昼まで降っていた雨が上がり、晴れ間が出てきたデッキテラスのある家の現場はブルーシートで雨養生の中大工工事が進んでいます。
現場の前にちょうど良い水たまりがあったので、逆さ富士っぽく「映える写真」を狙ってみましたが、あまりうまく撮れませんでした。
大工作業はカーポートの屋根組中。大きな物件だけあってすべての屋根が架かるまでにも時間がかかります。
外張りの断熱材が一部張られています。
久しぶりに採用したネオマフォーム。使用する外装仕上げの防火認定に対応するための選定です。
縦、横どちら向きに張っても違和感のないように印字された商品名。おかげで見栄えの良く張れてます。
リビングの外には広いテラス。この土間の上にウッドデッキを組む予定です。
サッシの取付です。
サッシを取り付けるときは室内に一人いると作業性が上がるので応援に行ってきました。
エイトワークスも、世の中の流れに遅れることなくトリプルガラスを標準仕様にして何年も経ちました。
が、そのトリプルガラスの重さにはいつまで経っても慣れません。
大工さんが取り付けたサッシの気密防水処理などをしている間に、他のサッシをそれぞれの取り付け箇所に配っておきます。大工さんの喜ぶ顔が見たいから。
無事にすべてのサッシが取り付けられ、ガラスも入りました。大きいガラスは開閉状態がわかるように、大きくテープを貼っておきます。
1階の無垢フローリング張り作業です。
エイトワークスの標準採用している無垢フローリングは、1枚の幅が120mm。
120mmごとに墨出しをして、途中でずれていかないように一手間かけています。
無垢フローリングは湿度の影響で膨張収縮が生じる材料なので、フローリング相互がくっつき過ぎないようにパッキンを噛ませて張っています。
今日は大工さんがお休みでした。
そのタイミングに合わせて、勾配天井の仕上げに使用するルーバーを塗装しに塗装屋さんに来てもらいました。
総本数370本。塗装屋さんも「飽きましたね~」と笑いながら塗っています。
先日塗装したルーバーの取り付け作業です。1本1本、均等にボンドとフィニッシュネイルで留め付けていきます。
ルーバーの塗装は濃すぎず、木目の表情が活きる色味に仕上がっています。
二人がかりで、地道に。まだ全体の3割弱といった感じです。
天井といえば、カーポートの天井も張り終わりました。木のチップをセメントで固めた木毛セメント板です。
大工工事が終わったデッキテラスのある家は仕上げ工事に突入しました。
吹き抜けに足場をかけ、クロスの業者さんが作業にあたってくれています。
リビングとダイニングにかけられた足場の存在感が、ザ・工事中という雰囲気を出しています。
外部は足場が外され、全体の姿が見えるようになりました。
庭に面する部分はウッドデッキを施工中。横長のラインが強調され、この面が道路から見えないのがもったいないくらいの良い表情を見せてくれています。
竣工直前、仕上げ工事の真っ最中のデッキテラスのある家。
陽の高さが低いこの季節は、差し込む陽光が「映える」陰影を作ってくれます。
リビングからデッキテラスと庭を望むアングル。
リビングにTVを設置する箇所はニッチ風に壁を凹ませています。その上の空間にはプロジェクターとスクリーンが収まる予定です。
2階ホールから見るリビングと吹き抜け。
吹き抜けの天井に組んだスリット天井、大工さんが苦労してくれただけある、存在感のある仕上がりです。
外部もほぼ工事が終わり、あとは細かいコーキングなどを残すのみです。
お施主様のご厚意により開催したオープンハウスも無事に終わり、お引渡し前日となりました。
ついに本格的な降雪となった札幌市。ウッドデッキにも雪が積もりました。
雪が積もると、くもりでも柔らかい光が家の中に入ってきます。
脱衣室には乾太くんとスロップシンクを設けました。
造作の洗面化粧台。壁をふかした鏡の裏には、
ボックスティッシュを収めるスペースを作っています。
寝室は1階。小上がりになっている床にマットレスを敷くことで、ベッドの様な使い方ができる設計です。ヘッドボードは木スリットと間接照明を造作しています。
寝室の隣に設けたウォークインクローゼット。
テレビ、プロジェクター、スピーカーが取り付けられたリビングの壁。計画通りに収まって一安心です。
ダイニングの横には造作の収納。デッキテラスのある家の収納は1階が特に充実しています。
グレーの扉面材のキッチンは突板の食器棚と好相性です。奥には冷蔵庫スペースとパントリーが隠れています。
2階に上がると目に飛び込んでくるスリット天井。デッキテラスのある家の、内装の顔とも言える天井です。
2階の書斎天井にもスリットを設えています。床はモルタル調のフロアタイルです。