家の記憶
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緑苑台の家

Update: 21.01.24
片流れ屋根の形状を利用した勾配天井の吹抜けに大開口の窓と土間が特徴の住まい。

黒とグレーをアクセント色に統一し、木目の持つ温かさの中に無機質な素材を織り交ぜ、キリっと引き締まった印象を持たせた内装とした。

 
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石狩市緑苑台で基礎工事が着工しています。

 

エイトワークスとしては石狩市での物件は初となります。

 

本日は基礎の鉄筋検査でした。コンクリートを打つ前に寸法や鉄筋のピッチなどを検査し、設計どおりになっているかの確認です。

 

 

写真にしても文章にしても地味な工程ですが、第三者機関の検査が義務付けられているほどの大切な工程。一つ一つ確認していきます。

 

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大工さん初日・土台敷きが始まりました。

 

基礎の上に最初に乗るのが10.5cm角の土台。土台は防腐・防蟻性の高いヒノキです。とはいえヒノキが当たり前なので特筆すべきところでもなんでもないですが・・・。

 

Y棟梁。アラフォー中堅棟梁です。

今は土台にアンカーボルトを通すための穴を開けているところ。

エイトワークスは基礎の下に防湿コンクリートを打っているので、木くずもササッと掃除できる利点があります。なによりも見た目がキレイ。

 

土台敷き

 

土台敷きは今日一日で終わるので、明日からはクレーン車を使っての建て方です。

20.09.03
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緑苑台の家が上棟しました。

 

広めの敷地に建つ姿は、悠然とした雰囲気が漂っています。

 

この日は晴天でしたが、突然の夕立に降られたおかげで素敵な写真も撮れました。

西側に回って現場を振り返ると・・・

 

 

西日を受けて建つ緑苑台の家を包むように、虹が架かっていました。

虹を見ると夏の終りを感じるのは私だけでしょうか・・・?

 

 

上棟したところで、今日は作業終了。明日からは屋根の野地合板を張る作業です。

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板金屋さんが屋根を葺きに来ていました。

 

板金屋さんは毎回大人数。今日も8人で作業していましたが、それぞれの役割分担があるようで皆さんキビキビと動いています。

 

最近は涼しくなってきましたが、夏場は板金屋さんは猛暑との戦いです。新築住宅の現場に入る職人さんたちの中で最も気候に左右される職種といえるかもしれません。

 

迫りくるローラー。板金のジョイントを締める機械です。

これらの道具も担いで屋根の上まで上がるんですから体力に自信がないとなかなかできない仕事です。

20.09.24
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外回りの下地工事が終わったので、今日はこれから床合板を敷く作業です。

 

エイトワークスは床合板にネダレスを採用しているので、厚みは24mmの合板。重いため張るのは大変ですが、張ってしまえば水平方向の強度を高める剛床の完成です。

 

 

こちらは吹抜けの窓の様子。床に見える部分は作業用の仮床です。

 

緑苑台の家は吹抜け面積が大きいため、屋根の梁の上にもネダレス合板を使用し強度を高めています。

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1階の床合板が張り終わったところで、断熱材が納入されました。

 

エイトワークスの外壁は充填断熱のグラスウールと、外張り断熱のスタイロエースのダブル断熱が標準仕様。外張りの方は既に施工が完了しているので、あとはグラスウールを入れれば壁の断熱工事完了です。

 

 

このタイミングで、電気の配線も入ります。電気屋さん曰く、「エイトワークスの配線はゆるくない」そうです。でもそこは仕事のできる電気屋さんなので、毎度しっかり収めてくれます。

 

 

外部の方は下地がほぼ完了し、あとは外壁工事を待つ状態です。

外壁は板金と金属サイディング、レッドシダーの3種類になる予定。敷地が広いこともあり、いろいろなアングルから引きの写真も撮れそうなので、写真撮影も楽しめそうです。

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二階の吹抜けでは大工さんが仮床に腰掛けて壁のボードを張っていました。

 

港の埠頭に腰掛けて釣り竿でも垂らしてそうな後ろ姿。

 

いつもニコニコしている小柄なベテラン大工さんですが、若い大工さんが言うには昔は相当恐かったそうです。とにかくバリバリ働いてきた世代ですから、きっと後進の育成も厳しかったんでしょうね。

 

 

ちなみにこの大工さんの被っているキャップは、とある有名アウトドアブランドのものなんですが、私も全く一緒のものをよくプライベートで被っています。

なんだか自分のキャップに付加価値が付きました笑。

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緑苑台の家はLDKがキッチンを中心にL字に配置された間取りになっていて、それぞれゆとりを持った広さがあるため全体を見るとかなり広く感じます。

 

特にリビングは吹抜けとなるので、かなりの開放感を感じられそうです。

 

上の写真の奥の壁の向こうには洗面室・脱衣室・浴室が隠れています。

こちらがその様子。洗面室と脱衣室をやんわりと分けてあるので、広さと用途の分離ができています。

 

 

リビング上部の吹抜け天井は羽目板を張っている途中でした。樹種はナラ。1階の床に敷くフローリングと揃えてあります。

 

この羽目板が張り終われば、ようやく仮床も撤去できる日が目前。

最近は日が落ちるのも早くなってきました。仮床がなくなれば1階も明るくなります。

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吹抜けの仮床がなくなり、リビングの開放感を実感できるようになりました。

 

南面の陽光を取り込む大きな窓は、勾配天井に合わせて台形になっています。

 

緑苑台の家はリビング階段なので、今ちょうどハシゴがかかっている場所に階段がかかりますが、

採光を極力邪魔しないように鉄骨のささらと踏板で構成するオープン階段になります。

 

奥の方では食器棚の製作中。全体がかなり形になってきました。

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緑苑台の家の大工工事は内装が終わり、最後に外壁のウェスタンレッドシダーを張って完了です。

 

今回はサイディング工事とほぼ同時なので、大工さんと外装屋さんが同時に写真に収まるという実はレアケースの構図。

 

左にいるのがY棟梁、右の二人が外装屋さん。

この外装屋さんコンビ、とても仕事が綺麗で丁寧。

金属サイディングのときはいつも指名させてもらっています。

 

 

エイトワークス自慢のタイベックシルバーもこれで見納め。これからは壁の中で家を守ることに徹してもらいます。

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緑苑台の家の内部では塗装工事が入っています。

 

広々していたリビングですが、高所作業のために組まれた足場が鎮座し存在感を放っています。

 

 

 

 

窓間の柱や梁は黒く塗りつぶし。キッチンの腰壁も同様ですが、こちらは塗ったばかりなのでツヤツヤに黒光り中。

乾くとマットな質感に。それまでは「ペンキ塗りたて注意」状態です。

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緑苑台の家の足場の解体が完了し、全景が現れました。

 

黒を基調にしたサイディングにウェスタンレッドシダーを組み合わせた、エイトワークスとしても実例の多い人気の外観です。

 

 

札幌市内に比べると、積雪量はやっぱり多い石狩市。とはいえこんなに積もっているとは思っていませんでした。

 

 

内部ではクロス工事と並行して、キッチンの奥面壁にモールテックスの工事中。

モールテックスはまだ下塗りの段階ですが、色はグレー調になります。

 

 

壁からカウンターにかけても、モールテックスが継ぎ目なくつながっていきます。これだけ広い面積を塗れると、やはりインパクトが違います。

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キッチンの壁のモールテックス工事は、仕上げ塗りをサンダーで研磨するサンディング作業に取り掛かりました。

壁面をただひたすらにサンディングしていく作業はかなりの重労働。見ているだけで大変さが伝わってきます。

 

 

カウンターも同様に。研磨すると大量の粉が舞うので、フードを被って完全防備です。

 

 

横で作業しているクロス屋さん。モールテックスの作業のため、家の中が全体的に霞んでいます。

 

クロスの仕上げが終わると、竣工までもう少しです。

 

本格的な冬が来る前に完成する目処が立ってきました。

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内装のクロス工事が終わったので、床の塗装工事に備えて養生剥がしに行ってきました。

 

養生を剥がしただけでずいぶんと様子が様変わりします。

 

 

 

 

ビフォー・アフター。

養生剥がしはそこそこの重労働ですが、達成感がある作業です。

21.01.24

 

お引渡しから1ヶ月ちょっとが経った1月某日、カメラマンの佐々木さんに竣工写真を撮影していただきました。

 

 

暮らしているとは思えないほど物が少なくすっきりとした住まい方をされており、お持ちの家具や家電、お子様の玩具類までほぼ全て白や黒、グレーで統一しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

冬は日が暮れるのも早いので、お昼過ぎから開始した撮影も一休みしたころには夕景の撮影へとスムーズに撮影が進みます。

 

 

 

 

今年は例年にもまして寒い日が続いておりますが、室内は外の極寒とは対照的に薄着になりたいくらいの暖かさでした。

 

今回のお施主様は2~3年前からオープンハウスへ足を運んでもらっていたということもあり、お引渡しまでは長い月日となりましたが、いつも温かいお付き合いをさせていただき、毎回の打ち合わせも終始楽しく行ってきました。

 

思い返せば本当は施工エリア外としている石狩市での施工でしたが、お施主様が選んだ土地がたまたま石狩市だったということで、お施主様との関係性もあって今回は是非ともと参画させていただという経緯がありました。

私共のような少人数の会社では通うには少し時間がかかってしまうということもありましたが、改めて弊社で関わることができ良かったと思っています。

 

早くも思い出となりかけていますが、今後とも良いお付き合いをしていけるよう、メンテナンスなどでまた顔を出させていただきます。