家の記憶
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校庭沿いの家

Update: 23.03.28
22.09.08
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南区石山東にて新たに現場が動き始めました。

 

すぐ近くに真駒内川が流れる、水と空気がきれいなエリア。

 

 

今日は地盤補強のための砕石パイル工事です。

 

 

およそ2mの深さに掘った穴に砕石を詰め、建物を支持する工法です。

流し込んだ砕石を、ドリルの様な機械で振動を与えて締め固めます。

 

地中に残るのは石だけなので、環境にも優しい工法と言えます。

22.09.15
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基礎工事は鉄筋屋さんが入って鉄筋組作業中です。

 

久しぶりに高低差のないフラットな基礎形状なので、仕事がスイスイ進んでいます。

 

 

写真を撮ったのは14時頃ですが、陽が傾きかけてきています。

日中はまだ暑いものの、夜は少しずつ肌寒さを感じる季節になってきました。

 

現場はこれからガスや排水の配管を鉄筋に設置です。

天気予報とにらめっこしつつ、一回目のコンクリート打設を来週に控えています。

22.09.24
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基礎の型枠工事。秋晴れが気持ちいいです。

 

 

現場のすぐ近くに流れる真駒内川。透き通ったきれいな清流です。川に沿ってサイクリングロードもあり、うらやましいほどの環境です。

22.10.07
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基礎工事の最終工程、土間コンクリートの打設作業。

 

天候にも恵まれ、職人さんもご機嫌で作業に当たっています。

 

 

ポンプ車から生コンを圧送する横で使っている工具は、生コンを隙間なく充填させるバイブレーターです。

 

最近のバイブレーターはパワーが強くて生コンをしっかり充填してくれます。ほんの数年前まではバッテリー式は弱くてコード式を使っていましたが・・・。技術の進歩が本当に早いです。

 

 

 

リビングになる部分は土間床。せっかくの土間床なので、パイピングを埋設した床暖房を採用しています。

 

床暖房は足元からほんわかと暖かいので、快適さが違います。

 

 

22.10.14
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南区で工事中の校庭沿いの家 大工工事が始まりました。

 

昨日からクレーンが入り、めでたく上棟です。

 

 

基礎だとわからなかった家のボリューム感が、上棟することでようやくはっきりしました。

 

ここからは棟梁を中心に様々な業者さんが家づくりに出入りします。

 

ひとまず住宅現場の大きな節目の一つ、上棟が無事に完了して一安心です。

22.10.18
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外部足場に養生ネットがかけられました。

 

材料や細かな道具などが敷地外へ飛散するのを防ぎます。

 

 

屋根の野地合板を敷き終わりました。この上に断熱材を張るのですが、今日は暗くなってきたのでここまで。ブルーシートをかけて作業終了です。

 

外部に面する金物回りはウレタンの断熱補強をしておきます。木材に比べて熱を伝えやすい金物は、結露して長い期間をかけて周囲の木材を劣化させる恐れがあります。

こうして断熱補強しておけばその心配がかなり軽減されます。

 

断熱性能の数値には表れない細かな部分こそ、エイトワークスが大切にしているポイントです。

22.10.25
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サッシと玄関ドアの取り付け。

 

大きいサッシはガラスが入っていないので楽なのですが、一定の基準以下のサッシにはすべてガラスが入ってきます。ものによっては100㎏近いものもあるため、最低でも二人がかりでの作業になります。

 

 

防水処理を施す前の状態。棟梁は完ぺきな雨仕舞に命かけてます。

 

 

玄関ドアも無事につり込みが完成しました。このドアもまた、何度持っても重量級。

家の顔となる部分ですし、つり込み終わると達成感が大きいものです。

 

22.11.07
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第三者機関による構造検査の日でした。

 

所定の箇所に指示通りの金物が付いているか、不具合はないか、防水処理は確実に施されているかなどなど・・・いろいろチェックしてもらいます。

 

エイトワークスだけでなく、いろいろな住宅会社の施工を見てきている検査機関の検査員さん。

「こんなしっかりやってるところ他に見ないです。」

 

最高の誉め言葉いただきました。

 

良いものを創りたいというエイトワークスの想いと、それに寄り添って力を貸してくれる棟梁の仕事が実を結ぶ瞬間です。

22.11.14
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棟梁一人で進めてもらっている校庭沿いの家の断熱気密工事は、2階から先行して施工しています。

 

シワひとつなく入れられたグラスウール、ピンと張った気密フィルム。棟梁のこだわりが感じられる一枚です。

 

 

穴あけが必要な配線まわりも、しっかりとテープで気密精度を高めています。

22.11.29
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一階のフローリングが張り進められています。

 

今回採用されているのはエイトワークスの標準仕様、道南産ナラの無垢フローリング。

 

いろいろな樹種がある無垢フローリングの中で、いろいろなテイストとの相性が良く、硬さや伸縮の少なさも信頼できる素材です。

 

 

とは言え無垢材なので季節によってサイズの伸び縮みは避けられません。

今は冬で乾燥気味なので、フローリングは縮んだ状態。

夏の多湿時期に膨らむことを想定し、施工時にはパッキンをはさんでクリアランスを取っています。

22.12.17
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鉄骨階段のささらが取り付けられました。

 

明日から早速棟梁が段板を乗せる作業に取り掛かります。

23.01.05
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新年明けましておめでとうございます。

 

南区石山東の「校庭沿いの家」の新年最初の作業は、足場解体でした。

 

白い外壁の外観がお目見え。

 

普段から休み少なめで頑張ってくれている棟梁は週末までお休み。

英気を蓄えて、来週から大工工事再開です。

23.01.10
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現場に置かれたこのビスケットの様なアイテム。

 

その名も・・・

 

 

 

そう。ビスケットです。

 

大工さんでこれを使っている人はあまり多くないはず。

何に使うのかと言うと、

 

 

カウンターの天板のジョイントに使います。

 

 

専用の工具で加工したスリットにビスケットを挟み込み、

 

 

ジョイント!

 

このときは写真用に棟梁が天板を添えてくれただけなので、完成写真は撮れませんでしたが・・・

 

L型カウンターのときは、このジョイントを使うことで天板のジョイントの段差を抑えることができます。

仕上がってしまうと、その存在が全くわからなくなるビスケット。名前と裏腹に頼りになるヤツです。

23.01.26
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昨年の10月より始まった大工工事が完了しました。

 

大工開始時には気配すらなかった雪もしっかり積もり、真冬の大完です。

 

 

造作の家具や棚関係も完成しています。

 

次の工程は塗装工事が始まります。

23.03.28
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雪解けとともに仕上げ工事も完了し、清掃が入りました。

 

床を一段下げ、床暖房を施したピットリビングが特徴の校庭沿いの家。一部天井に羽目板を採用し、食器棚奥の壁は柔らかみのあるグレーのクロスで全体の調和を持たせました。

 

 

エイトワークスとしては初めてのウッドワンのキッチン。食洗機は扉がガバっと開くフルオープンタイプです。

 

 

ガスコンロは海外製に見えますがリンナイのグリルレスコンロ。ステンレスの本体が天板とのマッチして、木製のキッチン本体を引き締めています。

 

 

 

把手やツマミは真鍮製の物を多く取り入れています。

 

 

階段室には縦長の2連窓を配置しました。階段下はピアノスペースとなる予定です。

 

 

校庭沿いの家は浴室・洗面室は二階に設計しました。

 

9月に着工した校庭沿いの家も、冬をまたぎ竣工となりましたが、もう少し雪解けを待って外回りの清掃や整地が入ります。