屋久島視察(前編)

11月末日、レッドシダーやフローリング材で日頃よりお世話になっているチャネルオリジナルさんと、旭川、岩手の住宅会社さんの数名で屋久島への視察に同行させていただきました。

屋久島は九州とは離れていますが、鹿児島県に位置した離島ですので、個人的には九州自体初めてなのにいきなり屋久島という、普段はなかなか行けない貴重な体験をしてきましたので、ブログで簡単にご報告です。

 

 

屋久島空港到着。

↑飛行機を降りて徒歩で空港内に入るスタイルです。

屋久島空港は滑走路がかなり短く、小型の飛行機しか離発着ができないので、人生で最も小さな飛行機(プロペラ機)でした。

 

 

まずは今回3泊4日の日程のほとんどの行動をガイドしていただいた「旅楽」(たびら)さんのアトリエ。

翌日の縄文杉トレッキングで使う雨具や登山道具のレンタルをしたり、旅の概要を聞かせてもらいます。

 

 

 




 

ご自宅兼アトリエは屋久島地杉を使ってご自分達で建てたという、自然素材でできた屋久島のイメージにピッタリの建物でした。

 

 

 

↓続いて今年完成したばかりの屋久島町役場、新庁舎へ

5棟の建物がこの中庭を囲むようにつながっています。

 

実は役場の立地が空港から近い為、航空法の高さ制限があり、平屋建てと2階建ての棟で低く抑えられています。

(写真右側がエントランス棟で空港がある方角です。)エントランス棟だけは島民の方がいつでも使えるように24時間開放されているとのことです。

 

 

 

この新庁舎は「木材利用優良施設コンクール」において、内閣総理大臣賞を受賞。

中大規模建築への木造・木質化が進む中、世界自然遺産のある屋久島で戦後植林した地杉(ジスギ)を使用して、特殊な金物や集成材を用いず、無垢の製材で地元の大工さんにより建てられた大変貴重な木造庁舎です。

 

 

屋久島の森のように木材だけで組みあがった役場でお仕事をする光景。

杉の香りで仕事中はずっと癒され過ぎちゃいそうですね。

 

 

今回は屋久島町役場のご協力の元、内部のほぼ全てをご案内していただけました

 

屋久島視察ツアー(前編) fin.

後編は世界自然遺産へ。

 

 

 

2019.12.24